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子供の矯正(小児矯正)I期治療の目的と内容
2026/09/01
「子供の矯正は早く始めた方がいい?」「I期治療って何?」というご質問をいただきます。小児矯正のI期治療は、永久歯が生え揃う前に行う「予防的・誘導的」な治療です。本記事では、調布歯科・矯正歯科が、I期治療の目的・装置・期間について解説します。
I期治療とII期治療の違い
I期治療(混合歯列期)
6〜12歳頃、乳歯と永久歯が混在する時期に行う治療。期間は1〜2年程度。
II期治療(永久歯列期)
12歳前後以降、すべての永久歯が生え揃った時期に行う本格矯正。期間は1.5〜2.5年程度。
主な違い
- 目的:I期は骨格・噛み合わせの誘導/II期は歯列の整列
- 装置:I期は床装置・拡大装置等/II期はワイヤー・マウスピース
- 費用:I期は30〜50万円/II期は40〜80万円
- 必要性:I期は症例による/II期は本格的な歯列改善を望む場合
I期治療の主な目的
1. 顎の成長コントロール
顎の発育を促進または抑制し、永久歯が正しく並ぶスペースを確保します。
2. 骨格的問題の早期介入
受け口・骨格性出っ歯など、骨格の問題は成長期に介入する方が効果的なケースがあります。
3. 永久歯の萌出誘導
永久歯が正しい位置に萌出するよう誘導します。
4. 口腔機能の改善
口呼吸・舌癖・嚥下異常等を改善し、口腔機能の発達を促します。
5. II期治療の負担軽減
I期治療で基礎を整えることで、II期治療が短期化・抜歯回避できるケースがあります。
I期治療の代表的な装置
1. 拡大床(プレート)
取り外し可能な床装置。中央のネジを回して上顎を横に拡大。叢生のスペース確保に。
2. クワドヘリックス・リンガルアーチ
固定式の装置で、上顎または下顎の歯列を内側から拡大。
3. 上顎前方牽引装置(フェイスマスク)
頭・顎に装着する装置で、上顎の前方成長を促進。骨格性受け口の早期治療に。
4. ヘッドギア
頭部装着で上顎の前方成長を抑制。出っ歯の骨格コントロールに。
5. ムーシールド・プレオルソ・インビザラインファースト
マウスピース型の装置。受け口・口呼吸・軽度の歯列不正に。装着時間は症状による。
6. 床装置(拡大以外)
歯の傾斜誘導・部分的な歯の移動など、症例に応じた様々な床装置。
I期治療開始の目安時期
I期治療の開始時期は症状によって異なります。
- 3〜5歳(乳歯列期):受け口、指しゃぶり由来の開咬
- 6〜8歳(前歯萌出期):上下前歯の不正咬合、永久歯萌出スペース不足
- 9〜12歳(混合歯列期):本格的な顎の成長コントロール、永久歯萌出誘導
「いつ始めるべきか」は症状・成長度・治療目的により異なるため、6〜7歳頃の初回相談が一つの目安です。
調布歯科・矯正歯科のI期治療
当院ではお子様のI期治療において以下のようにアプローチします。
- 初診カウンセリングでお子様と保護者様のご希望を伺う
- 顎・歯列・口腔機能の総合評価
- I期治療の必要性・効果を客観的にお伝え
- 必要に応じてMFT(口腔筋機能療法)を併用
- 装置選択はお子様の生活・成長段階に配慮
- I期治療後の経過観察でII期治療の判断
「I期治療が必要かわからない」「他院で勧められたが迷っている」という方も、調布歯科・矯正歯科で率直なご相談を。土日も診療しているため、学校がある日でも通院しやすい体制です。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. I期治療は必須ですか?
必須ではありません。お子様の症状・成長度・将来の治療予測により、I期治療の効果が大きいケースとII期からの治療で十分なケースに分かれます。当院では正直に必要性をお伝えします。
Q2. I期治療だけで終わることはありますか?
ごく軽度の症例ではI期治療のみで完了するケースもあります。多くは経過観察後にII期治療(本格矯正)に進むパターンです。
Q3. I期治療の費用相場は?
30〜50万円程度が一般的です。装置の種類や治療期間によって変動します。II期治療を行う場合は別途40〜80万円程度がかかります。
Q4. 床装置は痛くないですか?
装着初期は違和感や軽い圧迫感がありますが、強い痛みはほぼありません。お子様も数日〜1週間で慣れることが多いです。
Q5. I期治療中に転院することはできますか?
転居等やむを得ない場合は可能ですが、装置の再評価・追加費用が発生する場合があります。最初の医院選びでは長期的な関係性も考慮しましょう。
▶ 矯正治療のご相談はお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございました。歯並びや噛み合わせのお悩みは、調布歯科・矯正歯科までご相談ください。土日も診療で、調布・府中・三鷹・京王線沿線エリアからのアクセスにも便利です。
監修:秋山 正憲(マウスピース矯正・精密矯正治療担当/医療法人社団デルタ) プロフィール
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は診察のうえ個々の状態により異なります。詳しくは歯科医師にご相談ください。
【マウスピース型矯正装置(インビザライン)についての重要事項】
・インビザラインは医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない未承認医療機器です。
・入手経路:米国アライン・テクノロジー社の日本法人を通じて入手しています。
・国内の承認医療機器の有無:国内には薬事承認を取得したマウスピース型矯正装置も存在します。
・諸外国における安全性等に係る情報:世界100を超える国と地域で使用されています。マウスピース型矯正装置に共通するリスクとして、装着時の痛み・違和感、発音への影響、装着時間が不足した場合に計画どおり歯が動かない可能性などが報告されています。
・未承認医療機器のため、万一重篤な副作用が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。
【費用・リスクに関する注記】
・記事中の費用は一般的な目安です。矯正治療は自由診療(公的医療保険適用外)で、費用・期間・通院回数は症例により異なります。当院の料金は料金ページをご覧ください。
・矯正治療に共通する主なリスク・副作用:装置装着時の痛み・違和感、発音のしにくさ、う蝕(虫歯)・歯周病リスクの上昇、歯根吸収、歯肉退縮、保定装置を指示どおり使用しない場合の後戻り など。
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