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開咬(オープンバイト)の矯正治療|舌癖との関係
2026/08/25
「奥歯は噛むけど前歯が噛み合わない」という状態を、歯科では開咬(オープンバイト)と呼びます。前歯で食べ物を噛み切れない・サ行の発音がしにくい・口呼吸など、機能面で様々な影響が出る不正咬合です。本記事では、調布歯科・矯正歯科が、開咬の原因・矯正治療・舌癖との関係を解説します。
開咬(オープンバイト)とは
開咬は、奥歯で噛んだときに前歯または側方歯が噛み合わない状態を指します。日本人の3〜4%に見られるとされ、機能面で多くの問題を引き起こす不正咬合です。
開咬による影響
- 前歯で食べ物を噛み切れない
- 奥歯への過剰な負担で咬耗・歯の喪失リスク
- サ行・タ行の発音への影響
- 口呼吸になりやすい(前歯部に隙間があるため)
- 口腔乾燥による虫歯・歯肉炎リスク
- 嚥下機能への影響
開咬は審美的な問題以上に機能的な問題が大きいため、適切な矯正治療が推奨されます。
開咬の原因
1. 舌癖(舌突出癖)
嚥下時や安静時に舌を前歯の間に押し出す癖。最も多い開咬の原因で、矯正治療と並行してMFT(口腔筋機能療法)の併用が必要。
2. 指しゃぶり・おしゃぶり
長期間続けると前歯が押し出され開咬になる。一般的には5歳以降の継続が問題視される。
3. 口呼吸
鼻づまり・アデノイド肥大等で口呼吸が続くと、舌の位置が低くなり開咬の原因に。
4. 骨格性開咬
顎の骨格の縦的成長過剰による開咬。重度の場合は外科矯正の検討が必要。
5. 萌出異常
歯が正常に萌出せず開咬になっているケース。
開咬の矯正治療
歯性開咬への治療
前歯の挺出(伸ばす方向の移動)と奥歯の圧下(沈める方向の移動)を組み合わせて治療します。マウスピース矯正・ワイヤー矯正どちらでも対応可能。
骨格性開咬への治療
軽度であれば矯正治療+アンカースクリュー(インプラントアンカー)併用で対応。重度の場合は外科矯正(顎口腔機能診断適応)で骨格的な改善を行う。
子供の開咬
成長期は骨の成長を活かせるため、I期治療で開咬の改善が期待できる。MFT併用が標準的。
MFT(口腔筋機能療法)の併用
開咬は舌癖が原因となるケースが多いため、矯正治療単独では不十分なことがあります。MFTを併用して舌の位置・嚥下機能・呼吸を改善することが重要です。
MFTの内容
- 舌の正しい位置(上顎前歯の裏側)を学ぶトレーニング
- 正しい嚥下パターンの習得
- 口唇閉鎖(口を閉じる)筋肉のトレーニング
- 鼻呼吸の習慣化
- 姿勢・口腔機能全般の評価
MFTの効果
MFTを併用することで、矯正後の後戻りリスクの低減が期待できます。MFTを行わずに矯正だけ行うと、舌癖が続いて再び開咬が発生する可能性が高まります。
調布歯科・矯正歯科の開咬治療
当院では開咬の治療に対し、以下のように対応しています。
- 初診で開咬の原因(舌癖・骨格・呼吸等)を評価
- MFT併用の必要性を判断
- 軽度〜中度はマウスピース矯正・ワイヤー矯正で対応
- 骨格性が強い場合は外科矯正の選択肢もご提案
- 歯科衛生士によるMFT指導の実施
- 長期保定で後戻りを抑制
開咬は機能面の問題が大きい不正咬合です。調布・府中・三鷹エリアからアクセス可能な当院で、まずは無料カウンセリングへ。土日も診療しています。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 大人の開咬は治りますか?
歯性であれば矯正治療で治療可能です。骨格性が強い場合は外科矯正の選択肢が必要なケースもあります。年齢にかかわらず、まずは精密検査で原因を特定することが大切です。
Q2. MFTはどのくらい続ければよいですか?
個人差がありますが、半年〜1年程度のトレーニングで舌の位置や嚥下パターンを改善できることが多いです。矯正治療と並行して行います。
Q3. 指しゃぶりが原因の開咬は自然に治りますか?
指しゃぶりを止めた後、軽度の開咬は自然に改善することもあります。ただし永久歯萌出後に残存している場合は矯正治療が必要です。早めに専門医に相談することをおすすめします。
Q4. 開咬の矯正期間はどのくらいですか?
軽度であれば1.5〜2年、中度〜重度は2〜3年が目安です。MFT併用期間も含めると、トータルで2〜3.5年程度を見込んでください。
Q5. 子供の開咬はいつから治療を始めますか?
舌癖が原因の場合は4〜6歳頃からMFTを開始できます。骨格的アプローチが必要な場合は8〜10歳頃から治療を始めることが多いです。
矯正治療(自由診療)について
- 治療内容:マウスピース型装置やワイヤー装置を用いて歯を動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療(厚生労働大臣が定める先天性疾患や顎変形症など一部を除き自由診療)
- 費用:自由診療(保険適用外)です。費用は治療内容・本数・使用材料等により異なります。標準的な費用は料金表をご確認ください。
- 期間・回数の目安:治療期間はおおむね1〜3年、通院は1〜2か月に1回程度。治療後は後戻りを防ぐ保定期間が必要です(症例により異なります)
- 主なリスク・副作用:痛みや違和感、口内炎、虫歯・歯周病のリスク上昇、歯根吸収(歯の根が短くなる)、歯肉退縮やブラックトライアングル、治療後の後戻り、装置の装着時間不足による治療期間の延長や計画の変更。効果の現れ方には個人差があります
- お問い合わせ:042-444-0872/WEB予約
※最終的な治療内容・期間・費用は、検査の結果をもとに診察のうえご説明します。
▶ 矯正治療のご相談はお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございました。歯並びや噛み合わせのお悩みは、調布歯科・矯正歯科までご相談ください。土日も診療で、調布・府中・三鷹・京王線沿線エリアからのアクセスにも便利です。
監修:秋山 正憲(マウスピース矯正・精密矯正治療担当/医療法人社団デルタ) プロフィール
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は診察のうえ個々の状態により異なります。詳しくは歯科医師にご相談ください。
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