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受け口(下顎前突)の矯正治療|原因と治療法を矯正歯科が解説
2026/07/21
「下の歯が上の歯より前に出ている」「横顔がしゃくれて見える」といったお悩みは、歯科で受け口(下顎前突・反対咬合)と呼ばれる状態です。受け口は見た目だけでなく、噛む機能や発音にも影響することがあるため、適切なタイミングでの治療が重要です。本記事では、調布歯科・矯正歯科が、受け口の原因と治療法を詳しく解説します。
受け口(下顎前突)とは
受け口は、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせの状態です。日本人の3〜5%に見られるとされ、欧米人と比較してやや多い不正咬合のひとつです。
受け口を放置することで生じる影響は次の通りです。
- 前歯で食べ物を噛み切りにくい
- 奥歯への負担が大きく、咬耗・歯根破折のリスク
- サ行・タ行の発音への影響
- 下顎の見た目(しゃくれ)への影響
- 顎関節への負担
受け口は早期に発見し、適切な時期に治療を開始することが望ましい不正咬合です。
受け口の3つのタイプ
1. 歯性反対咬合
上下顎の骨格は正常で、前歯の傾斜のみが原因。比較的シンプルな矯正治療で改善可能。
2. 機能性反対咬合
骨格は正常だが、顎の動きの癖(下顎を前に出す癖)で受け口になっているケース。早期介入で機能改善が期待できる。
3. 骨格性反対咬合
下顎の過成長または上顎の劣成長による骨格的な受け口。重度の場合は外科矯正が選択肢に入る。
タイプの判別はセファロ分析等の精密検査で行います。タイプによって治療法・期間が大きく異なるため、正確な診断が治療成功の鍵です。
子供の受け口治療
受け口は早期治療の効果が大きい不正咬合のひとつです。3〜5歳頃から治療を開始するケースもあります。
乳歯列期(3〜5歳)
ムーシールド等のマウスピース型装置で機能性反対咬合の改善を試みる。骨格コントロールが目的。
混合歯列期(6〜10歳)
上顎前方牽引装置(フェイスマスク)で上顎の成長を促進。下顎の成長コントロールも併用。
永久歯列期(12歳以降)
本格矯正(ワイヤー・マウスピース)で歯列を整える。骨格性が強い場合は外科矯正の検討。
「受け口は治らない」と諦めずに、早めに矯正歯科にご相談ください。早期介入で外科矯正を回避できるケースもあります。
成人の受け口と外科矯正
成長期を過ぎた成人の受け口は、骨格性の場合に矯正単独では改善に限界があります。
矯正単独で対応可能なケース
- 歯性反対咬合
- 軽度の骨格性反対咬合
外科矯正が選択肢となるケース
- 下顎の前後的・上下的なズレが大きい
- 顔面非対称を伴う
- 矯正のみではEラインが大きく崩れる可能性
外科矯正は顎口腔機能診断施設の認定を受けた医療機関で行い、健康保険が適用されます。当院では必要に応じて連携医療機関をご紹介します。
調布歯科・矯正歯科の受け口治療
当院では受け口の症例に対し、以下のように段階的に治療を進めます。
- 初診カウンセリング:症状の確認とお悩みのヒアリング
- 精密検査:セファロ・パノラマ・口腔内スキャナーで現状把握
- タイプ判別:歯性・機能性・骨格性のどれが主因か評価
- 治療計画:タイプと年齢に応じた最適な治療法のご提案
- 治療開始:装置装着と定期通院
調布・府中・三鷹エリアにお住まいで受け口にお悩みの方、お子様の受け口が気になる保護者様、まずは無料カウンセリングへ。土日も診療しており、京王線沿線からのアクセスも便利です。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 受け口は遺伝しますか?
骨格性の受け口は遺伝の影響を受けやすいとされています。親や近親者に受け口の方がいる場合は、お子様の歯並びを早めに確認するのがおすすめです。早期発見・早期治療で良好な結果が期待できます。
Q2. 受け口は何歳から治療できますか?
機能性反対咬合であれば3〜5歳頃から、骨格性であれば6〜10歳の混合歯列期からの治療開始が一般的です。成人になってからも矯正治療は可能ですが、骨格性の場合は外科矯正の選択肢が必要になることもあります。
Q3. 子供の受け口は自然に治りますか?
骨格性の受け口は自然には治りません。乳歯列期に受け口が見られたら、矯正歯科での評価をおすすめします。早期介入で骨格的問題が大きくなる前に対処できる可能性があります。
Q4. 受け口の治療期間はどのくらいですか?
子供のI期治療で1〜2年、II期治療で1.5〜2.5年が目安です。成人の本格矯正は2〜3年、外科矯正併用の場合は2.5〜4年程度かかることがあります。
Q5. 外科矯正は必ず必要ですか?
必須ではありません。歯性または軽度の骨格性であれば矯正単独で対応可能です。重度の骨格性受け口や顔面非対称を伴う症例で、外科矯正が選択肢になります。
矯正治療(自由診療)について
- 治療内容:マウスピース型装置やワイヤー装置を用いて歯を動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療(厚生労働大臣が定める先天性疾患や顎変形症など一部を除き自由診療)
- 費用:自由診療(保険適用外)です。費用は治療内容・本数・使用材料等により異なります。標準的な費用は料金表をご確認ください。
- 期間・回数の目安:治療期間はおおむね1〜3年、通院は1〜2か月に1回程度。治療後は後戻りを防ぐ保定期間が必要です(症例により異なります)
- 主なリスク・副作用:痛みや違和感、口内炎、虫歯・歯周病のリスク上昇、歯根吸収(歯の根が短くなる)、歯肉退縮やブラックトライアングル、治療後の後戻り、装置の装着時間不足による治療期間の延長や計画の変更。効果の現れ方には個人差があります
- お問い合わせ:042-444-0872/WEB予約
※最終的な治療内容・期間・費用は、検査の結果をもとに診察のうえご説明します。
▶ 矯正治療のご相談はお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございました。歯並びや噛み合わせのお悩みは、調布歯科・矯正歯科までご相談ください。土日も診療で、調布・府中・三鷹・京王線沿線エリアからのアクセスにも便利です。
監修:秋山 正憲(マウスピース矯正・精密矯正治療担当/医療法人社団デルタ) プロフィール
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は診察のうえ個々の状態により異なります。詳しくは歯科医師にご相談ください。
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