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妊娠中・授乳中の矯正治療|中断は必要?継続の注意点
2026/10/13
矯正治療中に妊娠が分かったり、妊活中の方が矯正治療を検討する際、「治療を中断すべき?」「胎児への影響は?」というご質問が多くあります。一定の配慮があれば妊娠中・授乳中も矯正治療を継続できるケースが多いです。本記事では、調布歯科・矯正歯科が、妊娠期と矯正治療について解説します。
妊娠中の矯正治療は基本的に継続可能
結論として、妊娠中も矯正治療は基本的に継続可能です。歯を動かす矯正力自体が胎児に影響することはないと考えられています。
継続可能な理由
- 矯正力は胎児に届かない
- 定期通院は妊娠中も無理なく可能
- 動的治療を一時中断すると後戻りリスク
配慮が必要な処置
- レントゲン撮影
- 抗生剤・鎮痛剤の処方
- 抜歯処置
- 体勢の維持(チェアでの仰向け)
これらの処置はタイミングを調整したり、妊娠期に応じた対応を取ることで安全に治療を進められます。
レントゲン撮影について
歯科のレントゲン撮影は被曝量が極めて少なく、適切な防護をすれば胎児への影響はほぼないとされています。
歯科レントゲンの被曝量(目安)
- デンタル(1枚):約0.008mSv
- パノラマ:約0.03mSv
- セファロ:約0.005mSv
- 歯科用CT:0.05〜0.1mSv
※日本人の自然放射線被曝量は年間約2.1mSv
妊娠中の方針
- 緊急性の低い撮影は出産後に延期
- 必要時は鉛防護エプロンで腹部を保護
- 歯科用CTは出産後を推奨
- セファロ・パノラマは緊急時のみ最小限
当院では妊娠の可能性がある方には事前に確認し、レントゲン撮影の必要性を慎重に判断します。
薬剤・抗生剤・鎮痛剤
妊娠中の薬剤使用は、薬剤の安全性カテゴリーに応じて判断されます。
使用可能とされる薬剤
- アセトアミノフェン(鎮痛剤):妊娠期全期間で比較的安全
- ペニシリン系・セフェム系抗生剤:使用可能
避けるべき薬剤
- NSAIDs(ロキソプロフェン等):特に妊娠後期は禁忌
- テトラサイクリン系抗生剤:胎児の歯の着色リスク
- マクロライド系の一部
痛みが強い場合や感染症が疑われる場合は、安全な薬剤を選択して処方します。自己判断で市販薬を使用せず、必ず歯科医・産婦人科医と相談を。
処置のタイミング
妊娠週数によって行うべき処置・避けたい処置が変わります。
妊娠初期(〜15週)
- 器官形成期で慎重に
- レントゲン・抜歯は緊急時以外避ける
- 調整は通常通り可能
妊娠中期(16〜27週)
- 安定期:必要な処置を行いやすい
- 抜歯・治療はこの時期に
- チェアでの体勢も比較的問題なし
妊娠後期(28週〜)
- 仰向けで気分不良が出ることも
- 抜歯は出産後に延期推奨
- 調整は座位で対応
授乳中
- レントゲン・処置に大きな制限なし
- 薬剤は授乳への影響を考慮
- 体力回復を優先しつつ通院継続
調布歯科・矯正歯科の対応
当院では妊娠中・授乳中の方の矯正治療において以下を配慮しています。
- 妊娠の可能性がある方には事前確認
- レントゲン撮影は必要最小限・厳重な防護
- 抜歯・侵襲的処置は時期を選んで対応
- 処方薬は安全性を確認したものを使用
- 長時間のチェア姿勢を避ける配慮
- 体調に応じた予約調整
- 産婦人科医との連携
調布駅周辺で通院しやすい立地、土日診療で柔軟な予約対応。妊娠中・妊活中の方の矯正治療もお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 妊活中ですが矯正を始めても大丈夫ですか?
大丈夫です。むしろ妊娠前に精密検査・抜歯処置を済ませておくことで、妊娠期の処置を減らせるメリットがあります。妊活のタイミングは担当医にお知らせください。
Q2. 妊娠初期の通院は控えるべきですか?
体調に問題なければ通常通り通院可能です。つわりが強い場合や体調不良時は無理せずキャンセル可能です。柔軟な対応をしていますのでご相談ください。
Q3. 授乳中の薬剤は本当に安全ですか?
薬剤の母乳移行率と授乳児への影響は薬によって異なります。当院では授乳中も使用可能な薬剤を選択して処方します。気になる場合は出産前にかかりつけの産婦人科医にもご相談を。
Q4. 妊娠中に親知らずを抜歯することはできますか?
妊娠中期(16〜27週)であれば対応可能な場合もありますが、緊急性が低ければ出産後を推奨します。痛みや感染が強い場合は時期を選んで対応します。
Q5. 妊娠中の歯肉炎が気になります
妊娠性歯肉炎はホルモン変化により多くの妊婦に見られます。丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングで管理可能。矯正中は特に口腔ケアに配慮が必要です。
矯正治療(自由診療)について
- 治療内容:マウスピース型装置やワイヤー装置を用いて歯を動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療(厚生労働大臣が定める先天性疾患や顎変形症など一部を除き自由診療)
- 費用:自由診療(保険適用外)です。費用は治療内容・本数・使用材料等により異なります。標準的な費用は料金表をご確認ください。
- 期間・回数の目安:治療期間はおおむね1〜3年、通院は1〜2か月に1回程度。治療後は後戻りを防ぐ保定期間が必要です(症例により異なります)
- 主なリスク・副作用:痛みや違和感、口内炎、虫歯・歯周病のリスク上昇、歯根吸収(歯の根が短くなる)、歯肉退縮やブラックトライアングル、治療後の後戻り、装置の装着時間不足による治療期間の延長や計画の変更。効果の現れ方には個人差があります
- お問い合わせ:042-444-0872/WEB予約
※最終的な治療内容・期間・費用は、検査の結果をもとに診察のうえご説明します。
▶ 矯正治療のご相談はお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございました。歯並びや噛み合わせのお悩みは、調布歯科・矯正歯科までご相談ください。土日も診療で、調布・府中・三鷹・京王線沿線エリアからのアクセスにも便利です。
監修:秋山 正憲(マウスピース矯正・精密矯正治療担当/医療法人社団デルタ) プロフィール
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は診察のうえ個々の状態により異なります。詳しくは歯科医師にご相談ください。
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